人間ドック
私事ですが、先週人間ドックに行きました。
人間ドックにて血液検査がありました。
~採血に関して~
採血の時には、私はいつも針をさすところを見てしまいます。
人は毛もないし、血管が見やすくて、針を刺しやすいのかなあと思うのですが、実際にやった経験はないのでわかりません。
動物の場合、採血量が必要なケースでは、通常頸静脈から行います。血管は通常見えないので、駆血して血管を浮きだたせて、触った感触で血管を触知し、採血します。
うさぎさんの場合では、耳の血管(これは見えることが多いです)からします。
~痛みに関して~
動物に採血をする側として、動物は痛いと言わないし、痛そうな反応もしないので、痛くないのかなあと思って採血をしていました。
でも、自分が採血を受けて、「やっぱり痛いじゃん」と思いました。人間と動物では痛みの感じ度合が多少違うとは思いますが…動物たちの気持ちももう少し考えながら採血をしようと思います。
~この話に関連して~
動物の検査をするときも、自分の幼少期をよく思い出します。
小児科で、私が抑えられて治療された(していただいた)時には、二度と病院にはいきたくない!!と思いました。
多少なりとも、検査や治療には動物たちの協力も必要ですし、病院嫌いになってほしくないですし、私の幼少期のように感じてほしくないので、気持ち的な面を十分配慮して診療をしたいと思います。
びくびくしておとなしくしてくれる子たちもいれば、怒る子もいます。触られるのがうれしくてはしゃぐ子もいれば、余裕な感じでだらーとしている子もいます。
色んな性格の動物たちがいて楽しい現場です。
自分自身がドックを受けて、飼い主様や動物の気持ちに寄り添った診療をしなければいけないなあと感じた経験でした。
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