牧草について♪
今日は牧草について記載します!
牧草の役割は、
①おなかの調子を整えること
②歯を削ること
がメインとなります。
牧草が十分食べられているうさぎさんたちは、うんちも自然と大きく、丸っこいのが出てきます。
しかし、ペレットを中心に食べている、もしくは全然食べられないうさぎさんのうんちは、水分を多く含み、小さいです。毛によってうんちが連なっていることも多いです。
うさぎさんにとってどのくらい牧草の摂取が必要なのか・・・?
ということなのですが、当院に通院されているうさぎさん(35匹)にアンケートを取りました。
お皿というのが、抽象的なのですが、、、使われている容器にこんもり乗る量を与えられている方が多いようですね。
理想とするうさぎさんに必要な牧草の量は、
2kgのうさぎさんの場合、100gと言われています。
ペレットは重さを量っても、牧草の重さをはかることは少ないと思うので、、
「うさぎさんの体積くらいの量の牧草」と覚えてください。
ただし、それ以上食べてはダメということではなくて、無制限に食べてOKです。
続いて皆さんが食べている牧草の種類は・・・?
ということでアンケートをしたところ、やはり、チモシー1番狩りが多いですね。
牧草には以下のものが売られていることが多いのではと思います。
①チモシー
②オーチャードグラス
③オーツヘイ
④ボタニカルヘイ
⑤オーガニックメドウヘイ
⑥アルファルファ
①~⑤はイネ科の牧草。⑥はマメ科の牧草です。
⑥のアルファルファは1歳未満の子ウサギに使われることが一般的ですよね。おいしくて、高たんぱく、高カルシウムなのが特徴です。
イネ科の牧草
①のチモシーは定番で、簡単に手に入り、安価です。
②のオーチャードグラスは柔らかく、甘いのが特徴です。
③のオーツヘイは香ばしく、歯ごたえがあります。
④のボタニカルヘイは、ハーブが入っています。
⑤のオーガニックメドウヘイはオーガニックですし、複数の牧草がブレンドされています。
うさぎさんにとって、初めて食べるものは、警戒して食べてくれないことが多いです。
人のように、「毎日同じものを食べていたら飽きる」、というのではなく、
うさぎさんにとっては、「食べたことがあるものは安全」というのが基本です。
若いうちからいろんなものを食べたことがあるうさぎさんになりましょう。
そうすると、食欲不振になってしまったときに、種類を変えてみると、容易に食べてくれることが多いです。
0コメント