皮膚炎②
皮膚における感染といえば、
細菌感染、真菌感染、寄生虫感染などがあります。
寄生虫についてお話しをします。
ウサギキュウセンヒゼンダニ、ヒゼンダニ類、ウサギズツキダニ、ウサギツメダニ、ノミ類の感染が多いです。
伝播はうさぎさん同士の接触です。
中でも疥癬(ヒゼンダニ)は人にも感染する人獣共通感染症です。
ツメダニやノミ、ダニも人に感染することがあり、軽度の掻痒性皮膚炎を引き起こすことがあります。
検査は、被毛を抜いて顕微鏡で観察し、虫体や卵を確認する方法、「掻把」といって鋭利な器具を使って皮膚の表面をかきとり、皮膚の深部にいる虫を検出する方法などがあります。
治療は、その虫に合った駆除剤を投薬します。
一般的に、外部寄生虫が感染すると、ものすごく痒いので、常に痒がっていることが多いです。
皮膚がひどくなる前に、病院で検査してもらって駆虫剤を投与するのが、もっとも近道です。
ご不安なことがありましたら、ご相談くださいね^^
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