うさぎの雌雄鑑別
ペットショップで、男の子か女の子かが書かれていない状態で赤ちゃんうさぎさんが売られているところもありますよね。
私のうさぎさんのルモちゃんもそうでした。札幌で借りていたマンションの近くにあるペットショップでルモを見つけて、男の子か女の子かの記載がなかったのですが、どちらでもいいかなと思い、飼うことにしました。ルモはその時キャベツを食べていました。
未熟時での雌雄判別は生殖孔の形態と肛門との距離で行います。オスの生殖孔は円筒状で肛門との距離は長く、メスはスリット状をしており、距離は短いです。ただ、判別は大変難しいです。
10~12週齢でオスの精巣は陰嚢に下降しますが、鼠径輪とよばれる陰嚢と腹腔の境目が広いため、精巣はおなかの中に入ったり出たりができます。
私が子供のころ、獣医師の父が、うさぎさんのオスかメスかの判別が見た目でできるよと言っていたのを覚えています。確か、私は幼稚園か、小学校の低学年のころだったと思います。小学校で飼育されていたウサギたちを見ながら教えてくれました。
「メスの場合は、首回りに脂肪が多い。オスの場合は、脂肪が少ないよ。」
大学生、大人となって、私も父と同じ勉強をし、同じ職業に就いて知ったのですが、
その脂肪は肉垂と呼ばれるものでした。
出産もしくは偽妊娠の際、肉垂の毛をむしって、巣材にすることもあります。
ルモも女の子なので、大きな肉垂がありますよ^^
私が獣医師になったのは、父の存在が大きくあると思います。今や同業者…負けないように頑張ります^^
0コメント