今日のうさぎさん41

今日は斜頸のうさぎさんです。


うーちちゃん 5歳女の子


4月末に突然首が傾いたということで来院されました。お引越しのあとということで、環境が変わってしまったストレスがあったのかもしれません。

エンセファリトゾーン症では、ストレスによる負荷でエンセファリトゾーンという寄生虫が神経症状を発現させてしまうことがあります。

そこでエンセファリトゾーン症を疑い、治療を開始しました。

運がいいことに斜頸による食欲低下はありませんでしたので、自宅での投薬で治療していきました。


※うさぎは捕食される動物です。天敵から逃れるために、いつでも警戒をしています。

しかし、斜頸になってしまうと、十分な視野が確保されないため、パニックに陥ったり、ケージから動かずにじっとしている子が多いです。逃げられない恐怖心がきっとあるのだと思います。


治療の結果、1か月で斜頸は治りました。



斜頸は、早目の治療によりよくなる可能性が高くなります。

しかし、約半分のうさぎさんが完全に斜頸が治るわけではないということも事実です。


治る確率を上げるために、病院での早期治療、そして、うさぎさんのストレスがないようにおうちでの工夫、全身状態の改善が必要です。


うーちちゃん治ってくれて安心しました。あとは目の傷だけですね^^







ルモうさぎブログ

うさぎ専門のブログです。 論文・研究データをもとに、うさぎの健康情報を分かりやすく解説します。 元・動物病院開業獣医師/疫学研究者の視点から、経験と科学の両面で、うさぎの健康を支える情報発信を行っています。

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