学会で学んだこと
大阪の学会にて…
うさぎさんの整形疾患について勉強しました。
犬猫よりも骨が薄く、もろいうさぎさん。
犬や猫と同じような手技で治療を行うことができない場合もあります。
うさぎさんの骨折部位
1位 椎骨
2位 脛腓骨(後ろ足)
3位 大腿骨
うさぎさんの骨折では、
落下事故、飼い主様との衝突などが多いようです。
猫ちゃんやわんちゃんでは、
外出中の交通事故、落下などが原因となります。
外傷において、骨が皮膚を突き破って出てきてしまっている場合、治癒が遅く、完全に治らないことがあります。うさぎさんでは、感染が悪化してしまうことが多いからです。
また、うさぎさん骨折は単純に、外傷のために折れただけではないこともあります。
女の子であれば、子宮や卵巣の悪性腫瘍が、転移して、病的骨折をすることがあります。
最近では、女の子の避妊手術が行われてきているので、
子宮卵巣腫瘍の発生率は年々減少してきているように思います。
が、やはり、高齢となったうさぎさんでは、男の子でも生殖器の疾患を目にする機会は多いです。
骨折をすると痛いです。
また、変形したままくっついてしまうこともあるので、早目の治療ができるといいですね!!
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