九州エキゾチック動物臨床研究会 症例検討会

昨日、福岡の講演会に行ってきました。また、症例検討会、相談会がありましたので、発表させていただきました。

症例相談させてもらったうさぎさんはココちゃんです。

ソアホックから足底潰瘍、蓄膿へと進行してしまいました。この足では歩くこともできず、飼い主さんはほぼ介護生活をしております。今までの治療に関するアドバイス、これからのことについて、たくさんの先生にご相談に乗っていただきました。

私は、ある1人の先生に、「治せない病気はないよ」というお言葉をいただき、涙が出そうになりました。それは、この子の治療というものが、本当にないのかということに悩んでいたためです。そして具体的な方法を教わりました。

飼い主様とは、治療を積極的に行うか、疼痛管理だけで今後みていくのか、など、治療に関しても、方針に関しても、正解はないと思います。しかし、治療を積極的に行わないにしても飼い主様に寄り添うアドバイスがしたいです。可能性として治療の提案をしたいです。

私は、うさぎのことで頭がいっぱいです。(犬や猫も好きですが)

1人でも多くのうさぎさんを助けたいです。そのために日々多くのうさぎさんの力を借りながら、精進してまいります。




講演会では、水前寺公園ペットクリニックの中田先生の「ウサギの画像診断」がテーマでした。犬や猫とは違い、うさぎさんの画像診断は難しい面も多いですが、今回の講演会で、多くのことを学びました。明日からの診察に生かすことができそうです。

中田先生、ありがとうございました。


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