9月ご来院のうさぎさん⑩
ご紹介します。
幸太ちゃん(1歳10か月の男の子)
食欲不振の診察に。
幸太ちゃんは他病院にて食欲不振の診察を受け、お薬をもらいましたが、そのお薬が切れると途端にまた食欲不振に陥ってしまいました…。しかし、ペレットを食べますが、牧草を食べなくなってしまったようです。
食欲不振の主な原因として、歯の疾患や胃腸障害があります。幸太ちゃんのケースでは、視診や触診にて、それらの原因は否定的でした。また、ペレットは食べられるということなので、しばらく様子を見てみましょうね。
今はまだ、若いので色んな牧草が食べられる子になっておれば、将来歳をとって病気になったり、偏食が出てきてしまっても、今まで食べたことのある牧草ですと抵抗なく食べられる、ほかの牧草に切り替えられることが多いです。チモシーは、繊維質が多く、うさぎさんにとって胃腸の働きを促進したり、歯を削ったり、メリットが大きいですが、牧草を食べられることが一番なので、食いつきの良いオーチャードなどを試してもいいかもしれません。また、麦も好物にしているうさぎさん、多いですよ!
同じお薬をお出ししましたが、急にストップするとまた食欲不振に陥ってしまう場合がありますので、減薬していって、お薬に頼らずに牧草を食べられるようになりましょうね^^
ロゼちゃん(6歳4か月の男の子)
スナッフルの再診に。
スナッフルは一度かかってしまうと、長期で続いてしまいます…。ロゼちゃんは診察中においてもくしゃみをしていて、とてもつらそうでした。飼い主さんにとっても薬を飲ませるのは大変だと思いますし、ロゼちゃんにとってもおいしくない薬を飲むのはつらいと思います。できるだけ早く治りますように…。大変ですが朝晩と飲ませてくださいね^^
ロゼちゃん、一緒に頑張っていこうね!
0コメント