学会参加①~うさぎさんの生態~
今回はうさぎさんの生態についてです。
犬猫と異なり、完全草食動物であり、自然界では捕食されてしまう動物です。ですので、本能的に抱っこを怖がるのは当たり前。
また、筋肉は発達していますが、骨は弱く、落下やパニックで骨折しやすい動物です。
抱っこができる子の方がうさぎさんと飼主さんの暮らしの質が向上し、診察も安全にスムーズに行うことができます。
少しずつ、距離も縮めていってくださいね。抱っこにご不安がある方はご相談ください。 ポイントは視覚を遮ることです。
慣れてくるとこんな抱っこもできるようになります。
また、うさぎさんの性質上、キャリーに入れてご来院をお願いします。
ご自宅ではおとなしく慣れている子でも、待合室でわんちゃん・ねこちゃんの声や臭いが刺激となり、パニックをおこし、不慮の事故につながる恐れがあります。
特に神経質な子は、キャリーにタオルをかけていただく、車でお待ちいただく、場合によってはお昼時間に予約診療も対応いたしますので、ご相談ください。
ちなみに、以下のキャリーは夏は蒸れやすいので、長時間中にいる場合は熱中症やお尻まわりの皮膚炎にご注意ください。
また、診察室に入ってからは、初診のうさぎさんは特に、性格や抱っこができるかをお聞きしてからキャリーから出していただきます。ご協力をお願いいたします。
以上、うさぎさんの生態によるご注意点でした。
個々のうさぎさんに合わせた診察を行っていきたいので、どうぞその子の性格や家での様子をたくさん聞かせて下さい。
後日、ご来院されるうさぎさんへ、という新ページを作る予定です。
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