目の一部が白いです。
今回は虹彩膿瘍に関してお話します。
〇虹彩とは…
虹彩は、目で色のついた部分である。中央には穴(瞳孔)があり、虹彩の中の平滑筋の働きにより、穴を大きくしたり小さくしたりして、網膜に入る光の量を調節する。(wikipediaより)
虹彩膿瘍は、エンセファリトゾーンの寄生によって発生した、虹彩炎やブドウ膜炎に続発して発症することが多いです。
エンセファリトゾーンに関しては別の記事に書いていますので、それを読んでみてください。
目の一部が白くなっていますね。
角膜表面の、広く薄い傷跡とは違い、目の中に白い塊が存在しているように見えます。
膿瘍の形成自体は、治すこと自体が難しいですが、面積を小さくさせることはできるかもしれません。
徹底してやらなければならないことは、炎症がひどく起こることによって、続発する白内障、最悪なのは、緑内障です。
うさぎさんは、あまり視力に頼って生活しているわけではありません。(聴覚や嗅覚が優れています)。しかし、緑内障になってしまうと、疼痛を伴うため、食欲不振になったり、涙が大量に出て、皮膚炎を起こしてしまうことがあります。
この病態に関しては、早急な対応が悪化を防ぐ手立てとなります。
なにか気になることがありましたら、教えてくださいね^^
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